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「命の大切さを学ぶ教室」を開催しました。

7月8日(火)の5限に、富山県警本部主催の「命の大切さを学ぶ教室」を本校1年生190名を対象に開催しました。講師は、富山被害者支援センターの「生地 祐子」さんです。生地さんは、平成11年に自身の夫を悪質な交通事故によって亡くされた経験を赤裸々にお話しくださいました。生地さんの話から、幸せな家庭が180°変わってしまい、当たり前にある普段の生活がそうでなくなってしまう怖さや不安が伝わってきました。身近な人の死を語ることなので、とても重いお話でしたが、生徒たちは、高校生らしい感受性をもって話を聞いてくれました。

生徒の感想1

私は今回の講演を聴いて、「人生はある出来事によって大きく変わってしまうこと」、「支えてくれる人がいること」、「命の大切さ」を改めて学ぶことができました。私はこれまで、悪いことをした時に言い訳をしたりごまかしたりして逃れようとする、どちらかといえば交通事故の加害者と同じタイプでした。しかし、今回の講演で、それは人間として間違っている、人間としてあり得ない行為だったのだと気付かされました。また、命とはいつまでも続くように思えてもたった一瞬の出来事で簡単になくなってしまう、とてもはかなくて大切なものだと分かりました。私はこれから「悪いことをしてしまっても逃れたりしないこと」や「いつ亡くなってしまうか分からないこの生活に感謝して生きていくこと」、そして、「いつなくなってしまっても思い残しや後悔がないように全力で生きていくこと」を心にとめて、精一杯1日1日を生きていきたいと思いました。

生徒の感想2

今の生活を当たり前だと思ってしまっているけれど、本当は全然そんなことはないのだと思いました。日常的な生活はいつ崩れるかわからないし、非日常的な生活になってしまう時が来るかもしれないのだと思うと、今この瞬間の「当たり前」を本当に大切に感謝して過ごすべきなのだと思いました。また、いつも助けてくれる家族がいることも当たり前のように感じていますが、家族一人一人の存在は、自分にとってすごく大きな力になって生きる元気になっているのだと思いました。もっと、家族との時間を大切にしたいです。

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